7月5日(火)の2限目、1年4組で道徳の研究授業が行われました。
資料の内容は、主人公のおおかみが、自分より小さいうさぎたちを相手におもしろがっていじわるを続けますが、自分より体が大きいくまに親切にされたことをきっかけに自分の行為を振り返り、やさしい心で親切にするという内容です。
まず、驚いたのは、真剣な表情でお話を聞く子供たちの姿でした。
そして、1度聞いただけなのに、登場人物や状況をきちんと理解しています。
さらに、発言する子供は、指名されてから発言し、それを聞く子供たちも発言者のほうに体を向けて聞いています。
入学して4か月の子供たちが、目覚ましい成長を見せています。
「『もどれ、もどれ!』と言ったときのおおかみの気持ちは…?」
・うさぎたちを戻らせるのが楽しくて嬉しい気持ちだった。
・うさぎやたぬき、きつねの怖がる顔が楽しい気持ちになった。
「くまに出会ったとき、おおかみはどう思った?」
・倒されそう。
・でっかいから、怖くて通してしまった。
「くまと同じようにしてうさぎを渡らせたとき、おおかみがいい気持ちになったのは?」
・親切にしたから、いい気持ちになった。
・うさぎを渡らせたとき、くまは、友達になりたいと思った。
すてきな意見もたくさん出た1時間。子供たちが身近な人に温かい心で接し、親切にしようとする心をもち続けてくれたらと思います。