2年生は今、算数で「100より大きい数をしらべよう」という学習をしています。
ひがし小学校、にし小学校、みなみ小学校があります。
3つの学校の子どもの人数をくらべましょう
ひがし小学校 4□8人
にし小学校 3□8人
みなみ小学校 4□5人
十の位の数字が隠されているので、易々と分かる問題ではありません。
しかも、一組は百の位の数字が同じです。
教師から、隠された数字が明らかにされ、「やったあ」と小さく叫ぶ子、がっかりする子、悲喜交々です。
さて、子供たちはどう考えたでしょう。
自分の考えを学習プリントに書いたあと、お隣同士のペアで話し合いました。
その後の全体の場での発表では、建物の大きさに目を付けた子、百の位の数字に目を付けた子、一の位に目を付けた子等、どの子供も何かしらの根拠をもって述べるのですから、大したものです。
そのうち、一の位が大きいからといって、隠れている十の位も大きいとは限らない、という意見も出てきました。
2年生といえども、あなどれませんね。
全体での話合いにより、数の大小を見つけるには、百の位から順に十の位、一の位と見ていかなければならないことを見付けた子供たちでした。