9月17日(木)、本校の体育館で演劇を鑑賞しました。劇団「民話芸術座」による「花さき山」です。
1・2限は下学年、3・4限は上学年に分かれて鑑賞しましたので、集会等では後ろに並ぶ上学年の子供たちも、この日はより真近で見ることができました。
さて、上学年の回では、演劇鑑賞に先立って、児童代表5名と本校男性教職員1名が参加しての演劇教室がありました。劇団員の方の巧みな話術で、複式呼吸、口の開き方等を分かりやすく教えてもらい、「早口言葉を一音ずつはっきり言う」「言いにくいセリフは何度も口に出して口をほぐす」など、すぐにでも学習発表会に役立つようなことを教えてもらいました。
その後、演劇教室に参加した子供たちによる、本編の予告編の朗読劇が披露されましたが、練習の成果が表れ、はっきりした、聞きやすい声で伝えてくれました。
そして、いよいよ本編。
「一ついいことをすれば、花が咲く。命を捧げれば、山になる」
斎藤隆介さんの名作を基にしたお話でしたが、ここでも主人公「あや」の妹「おそよ」役を、6年生女子児童が演じました。プロの劇団員の方々に負けない熱演振りで、違和感なく見られたことにびっくり。学習発表会前によい経験になったことでしょう。
この時期に見られたことは、全校児童にとって、本物の演劇に触れる、とてもよい機会でした。