9月25日(月)、劇団 民話芸術座のみなさんによる演劇「鬼の小づち」を鑑賞しました。
演劇に先立った第1部の演劇教室では、本校の5年生、6年生の代表の子供たちが参加して、劇団のみなさんが日頃行っておられる「こんにゃく体操」という準備体操を教えていただきました。
「こんにゃく体操」は、首、肩、腰、胸等の体の部位をゆっくり回して、心と体の緊張をほぐすものだそうです。実際は、8か所の部位を1時間ほどかけて行われるとか。
準備体操の後は、発声練習。
「あ・い・う・え・お」
「い・う・え・お・あ」
「う・え・お・あ・い」
会場にいるみんなも一緒に、楽しく発声練習を行いました。
そして、代表の子供たちによる朗読劇。
本編の演劇に登場する「青鬼のゲン」「太郎べえ」「おさよ」の役割を代表の子供たちが朗読で表現しました。
はっきりと聞きやすい声で朗読をしてくれました。
第2部の本編では、本校の代表の子供が「与作」の妹役の「お雪」として登場。
堂々とした演技に、将来は?などと考えてしまうぐらい立派でした (^^)
「鬼の小づち」は、家族や仲間を思う心、その優しさから生まれる心の強さを描いた創作民話劇です。
様々な環境や心理から、優しさや勇気を見失ってしまった登場人物が、大切なことに気付き、立ち上がるラストシーンは圧巻でした。
ぜひ、おうちでも、子供たちの感想を聞いてあげてください。
学習発表会に向けて、各学年の子供たちががんばっているところですが、この観劇で得られた「伝える」ための技術を感じ取り、生かしていってくれたらと思います。
民話芸術座のみなさんには、午前中で2回公演と、ハードなスケジュールをこなしていただきまして、誠にありがとうございました。