卒業まであと11日となった3月2日(水)の3限目、卒業おめでとう集会が行われました。
4年生が作った招待状を手に、花のアーチをくぐる6年生、誇らしいような、ちょっぴり照れくさいような、そんな表情で入場してきました。
アトラクションの部では、1年生の子供たちと6年生がいっしょにじゃんけんをしてつながっていく「じゃんけん列車」のゲームでスタート。身長差のあるペア学年とのゲームで、1年生の子供が6年生の肩に手をかけられるよう、低くなってあげるなど、卒業を控えた子供たちのやさしさが随所に見られました。
5年生は、「思い出の劇」として、小学校生活の思い出に残るシーンを寸劇で紹介。ユーモアあふれる演技と展開に、ニコニコして見つめる6年生の表情が印象的でした。
2年生は、イラスト入りの手下げ袋をプレゼント。「祝 卒業」のメッセージに、感謝の心をいっぱいに表したイラストを添えたプレゼントを贈りました。
アトラクションの部の最後には、朝活動の時間に練習してきた6年生に贈る歌「世界で輝く最高の6年生」(替え歌 作詞 5年生音楽係)を全校で歌いました。700名を超える在校生の歌が体育館に響き、6年生への感謝の心が伝わったのが6年生の表情から見てとれました。
そのあとは、6年生からのお返しのメッセージと歌でした。
『ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで 未来の空へ』(いきものがかり 「YELL」より)
静かにその歌に耳を傾ける在校生の姿は、お世話になった6年生との別れを感じている姿でした。
プログラム終了後、3年生がリコーダーや鍵盤ハーモニカ等で演奏する「ミッキーマウス・マーチ」で退場。花のアーチをくぐる6年生には、すてきな表情が見られました。
3学期の初めからこの日まで、「卒業おめでとう集会」を成功させようと、5年生の子供たちが一生懸命に活動に取り組んできました。「卒業おめでとう集会」は、次の最高学年となる大きなステップです。
そのステップを見事に上ってくれた5年生、本当にご苦労様でした。